結局発注ナビを契約

結局、レディくるを運営しているフロンティアさんの話も聞いたけど、価格的に600万円の投資はやはりリスキー過ぎるということで、コストと成果のバランスが良い発注ナビを契約することにした。

発注ナビの費用対効果分析

今回、発注ナビは最長期間の契約をすることにした。定価で考えると、おおよそ250万円前後の金額になるが、これが妥当かどうかということを分析してみようと思う。

まず、250万円で利用できるサービス内容というのが、18カ月間のマッチングの利用となっている。

1か月間辺りに流通しているシステム開発やウェブサイト制作などの案件数は昨年ヒアリングした時点で、約300程度だったので、300と定義して話を進める。そして、300ある流通案件の内、発注に至る案件数はどのくらいなのだろうか。実際にどのくらい発注されているかはわからないので、ここでは、300件中100件は発注されているものとして考えることにする。

次に1案件辺りの平均単価だけど、発注ナビの担当の方が200万円~800万円がボリュームゾーンだと教えてくれた。コンパクトでちょうど良い規模感の案件なので、私たちのような零細のシステム会社やウェブ制作会社にとっては最も都合の良い金額を提示してきているので、流石分析されつくしているなぁと感心をしている。ここでは、平均単価を400万円と定義して話を進めることにする。

これにより、毎月100件400万円の案件が流通していることになり、1か月あたりの流通金額は4億円となる。12か月にすると、48億円だ。

そして、ウェブシステム開発のカテゴリに登録されている企業数を見てみると約400社存在していた。業務システムカテゴリは330社程度だったが、この部分は恐らく共通する部分も多いと思うので、システム会社の総数を400と定義して話を進めることにする。実際に、弊社もウェブシステムカテゴリと業務システムカテゴリの両方に掲載をしてもらっていた。

そうすると、1か月あたりのシステム会社1社あたりの期待売上は100万円になる。12か月で1200万円になるし、18カ月だと1800万円になる。18カ月でかかるコストは250万円なので、1800 – 250 = 1550万円となり、期待値は大幅なプラスとなる。

発注ナビの売上期待値:18カ月で1550万円のプラス

発注ナビ経由での昨年の受注実績

なお、昨年は2021年11月~2月までの4か月間(3か月契約をさせていただき、1か月おまけの期間をつけていただいた形)の利用で、約160件の案件に応募をして、25件程度の案件を紹介してもらった。その内実際に受注につながったのは、4件であり、詳細は以下の通り。

  • 名古屋の大学:保育園業務記録システム開発
  • 東京のアフィリエイトベンダー:セルフブランディングテンプレート制作
  • 大阪のカー用品販売会社:製品カタログサイト&カタログ冊子制作
  • 大阪の認証機関:食品事業者向けのHACCP認証業務のDX化

論理値にはなるが、合計の想定受注金額(まだ継続中の案件もあるため)は、1950万円ほどになった。

昨年はかなり我武者羅に営業活動を行ったが、4か月間で2000万円弱の売上に繋げることができたので、このペースで継続ができるとすると、18カ月間で約9000万円の売上に繋げられる計算になる。

今年も営業に精を出そう

発注ナビの仮の論理値としての期待値は月間100万円なのだが、大きく上振れも可能であることが証明されているので、私の営業力で考えると、恐らく今年もある程度は上振れが可能だと思う。

今年は、午前中にクライアントワークを行い、午後に営業活動を行う形でスケジュールを引いているので、ゆったりと営業活動に精を出そうと思う。また、多くの企業さんとの出会いが待っていると考えると胸が躍る。楽しみで仕方がない。