2024年の新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

昨年の振り返り

昨年は1年間地道に開発の仕事を積み上げた1年間になりました。

自分自身のSES参画経験を経て

実績としても着実にエンジニアとしての階段を一歩ずつ上って行っています。私自身の経験としては、昨年は大手SIのN社の開発手法を学ぶことができました。N社経由で自動車T社関係の企業様向けの試作品管理システムの開発支援に参画を行いました。技術的にはReactやSpringBootを用いた開発の推進支援、Oracleデータベース、Windowsサーバー構築などの経験を積むことができました。

昨年の11月からは環境が変わって大手SIのS社の開発手法を学ぶことができています。S社の案件も自動車T社向けのスマホアプリ開発案件となっており、初めてのスマホアプリ開発を楽しんでいるところです。まぁ、スマホアプリと言っても私の担当はReactによるWebview機能開発支援になりますけどね。現状で画面構築チームのリーダーとして参画をしており、お客様対応やチームメンバーのマネジメントを行いながらプロジェクト推進の一画を担っています。

大手SIerの開発手法にはかなり慣れてきているので、それらの開発手法を自社の開発にも生かしていこうと最近は考えているところです。アジャイル開発におけるスクラムは一般的な開発手法になってきていますし、品質管理手法や各種ツールの使い方の部分などでも参考になる部分が多く、参考にさせていただきながら一歩ずつ成長を続けられていると感じております。

メンバーと共に納めてきた受託開発経験を経て

エンジニアのMKさんやデザイナーのKHさんとの付き合いも約3年になり、人間関係も出来上がってきていると思います。阿吽の呼吸で仕事ができるように徐々になってきました。両名のメンタルケアを行いながら、お客様対応の最後の砦として全責任は私がとるというスタンスで信頼関係を築いています。特にデザイナーのKHさんのスキル向上が大きく、良い品質の成果物をお客様に提出できるように徐々になってきています。

また、受託の仕事としては、自動車用品の製品カタログサイト、訪問介護事業所様向けのマッチングサイト構築や動画研修サイト、食品衛生責任者講習会のEラーニングシステムなど、様々なシステムやサイトの構築に対応をしてきました。その流れで今年の10月頃から着手しているのが勤怠管理システムですが、品質を守るためのマネジメントが徐々に理解できてきているので、お客様にご提出する段階で不具合の少ない良いシステムを提供できるように今後も進めていきたいと考えております。

2024年の働き方の想定

2024年も引き続き1人月のSES案件に参画をしつつ、お客様のお役に立てるように精進していく想定です。現在、参画しているスマホアプリのWebView機能開発は2月末までの想定なので、そこまで駆け抜けたら次のプロジェクトに移る想定で考えています。

単価的に、割と良い金額で商談を行っているので、プロジェクト期間が終わるとそのままリリースされることが多いのが私の立ち位置です。次に参画するプロジェクトは、SIerの案件ではなく、自社開発企業の案件に参画できるように進めていく想定です。自社開発企業の中で、テックリードとして参画しつつも、自分自身の手を動かしながら一端の技術者として働ける環境で働きたいと考えています。

私自身、自社では営業やマネジメントもやっていますが、お客様先においては、技術者としてのスキルアップを目指せる環境に身を置いて、時を過ごしたいと日々感じるようになってきているので、その方向でエージェントには打診を出す想定にしています。

2024年の新年の抱負

新規事業開発により耐え忍んだコロナ禍の巻き返しを図る

2024年は、新規事業として「音楽のある暮らし。」というサービスを春から夏にかけてリリース予定です。自社プロダクトとしては、2021年の1月にリリースをした「採用サイトリクデジ」以来となりますが、リクデジの時は、1週間で作成したWordPressテーマで事業化を図ろうとしましたが、見事に失敗する運びとなりました。

今回はもう少し準備期間をかけながら、デザイナーやエンジニアと協業しながらサービスを構築していく想定です。事業再構築補助金も使う形で大きなお金を動かしての案件推進なので、前回のリクデジとは、気合の入り方が全然違います。音楽のある暮らし。は海外展開も狙える事業なので、追加開発などを行って最終的には海外向けにサービスをリリースしていけるところを目指していきたいと考えています。海外展開も以前から挑戦してみたいと考えていましたが、2024年はその足掛かりとなる事業構築に着手をしたいと考えています。

再起動(リブート)

2024年の抱負は「再起動(リブート)」です。

耐え忍ぶと言えば大袈裟ですが、私自身、ここ3年程は地道に受託開発の事業を推進することで、地道に地道に案件をこなしてきました。2024年は自分のベンチャースピリッツに再度点火できるように覚悟を決めて、一歩前へ出る想定です。更には音楽ある暮らし。の次の自社プロダクト案まで現状で定まっている状態なので、モノづくり補助金などの新たな補助金の獲得と合わせて自社事業を矢継ぎ早に構築してはリリースしていけるような展開ができるようにこの先数年間は進めていければと考えています。

受託開発は守りの部分に当たるので、攻めの部分に当たる新規事業開発についても、2024年を皮切りに精力的に前進していけるように進めていく想定です。

受託開発を継続し、お客様の期待に応え続けること

自社の事業再構築補助金による「音楽のある暮らし。」も自社にとっては大きな一大プロジェクトですが、現在少し規模が大きめの勤怠管理システム開発支援の仕事を請けているので、そちらも卒なく対応していく想定です。更にSESの案件も平行していますので、仕事は多くある状態で、すごく忙しくさせていただいております。

現在、自社の開発メンバーの布陣的に、エンジニア陣としてMK、MR、OK、KTと4名戦力が揃っていますし、デザイナー陣もKHが品質を守ってくれています。自社はそこまで優れた品質を発揮できるようなメンバーは自社にはいないのですが、時間経過とともに、着実に成長を重ねながら、年々実力をつけてきているメンバーに恵まれています。エンジニアもデザイナーも2年前と比較すると、圧倒的にスキルアップしたとマネジメントする側から見てそう感じることができます。

最後に

フレアーズ合同会社は、彼ら、彼女らの力を借りながら、2024年もお客様からの受託開発案件に対応を重ねていきたいと考えております。年々メンバー構成は徐々に充実していきますし、実力は向上していくばかりですので、今後もお客様への技術支援を継続していく予定です。今後も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

それでは、2024年も何卒よろしくお願いいたします。