受発注・顧客管理システムの開発に向けて FileMaker 19 を学ぶ

2022年9月末現在、ペット用品の販売事業を立ち上げようとしている企業さんの支援で、受発注・顧客管理システムの開発を請け負うことになった。

参考書を通して基本的なことは理解

その開発プラットフォームとして、過去にとある上場企業をIPOさせた経験を持つ方が過去にその会社で使ったことがあるという理由で、FileMakerで作ってほしいと指定があったのだが、過去にFileMakerでの経験はない。それでも良いと言われので、そのままではいけないと思い、一旦一通り何ができるのかを勉強するためにFileMakerに関する参考書を買ってきた。

それが上記に掲載してある「FileMaker 19 スーパーリファレンス」という書籍だ。

400ページ弱のボリュームだったので、1日100ページずつ読み進めて、4日間で読み終えることができたが、一通りの内容を理解した結果、FileMakerで何ができるのかはひとまず理解ができたと思う。

オンラインでの利用方法は要調査

基本的なデータベースアプリとしてMS Accessでできることは概ねできるのだろうと考えていたが、概ね考えは外れていなかった。

ただ十分に理解できなかった点があったのだが、それがWebDirectという機能であり、FileMakerをウェブ上で利用できるようにするための仕組みだ。FileMakerは昔からあるソフトウェアで、基本的には社内のネットワーク内にFileMakerのアプリのファイルを設置して利用する想定で作られているが、近年のリモートワーク環境に対応するためにか、Web上で利用するための仕組みが近年整えられてきたようだ。その部分の解説が上記の書籍には少なかったので、実際に利用を通して調査する必要があることまでは理解した。

まずはER図を書いていこう

それ以外は特に問題なさそうなので、MySQLWorkBenchを利用して、ER図を書きながら、設計を進めていこうと思う。納品目標は10月末なので、急ぎ足で進めていこうと思う。