販売管理システムの概念設計の結果、工数4倍に焦る

概念整理をした結果

今日はペット関連商品の販売管理システムについての打ち合わせがあって、概念整理を行った。整理した概念は以下の通り。

  • 顧客
  • ペット
  • 商品
  • 仕入先
  • 仕入先担当者
  • 取次店
  • 取次店担当者
  • 仕入
  • 受注
  • 配送
  • 配送会社
  • 検体
  • 解析
  • 対応履歴
  • 入金

これらの概念に対して、項目の定義を行ったので、明日からはこれらに対してテーブルやフィールド、値リストの作成など各種設定を行っていく予定だ。ただまぁ、これだけの概念整理をしただけでも結構なボリューム感なので、想像以上に大変そうだなって今日時点ではそう感じた。

顧客管理システムを作ってほしいと言われていたので、なんだ顧客の管理なら簡単にできるじゃないかと思っていたらかなり考えが甘かったようで、概念の数的に約4倍ほどに膨らんだので、工数的にも4倍くらいかかりそうだ。

それでも、詰めて作業をする想定なら、最初の1か月間である程度形が見えるところまでは持って行けると思うので、その上で継続的に保守できるところまで迅速に進めるのがまず最初のフェーズである。

1か月あたりの予算としては80万円で受注したのだけど、これだけの販売管理システムを1か月で形にできる能力が私にあるとしたら、人月200万円くらいいただいても問題ない気がする。それは、実際にできてから考えればよいとして、まずは明日から迅速に上記のシステム開発を進めていこうと思う。最終的にはIPOを目指すとのことだったので、長期的な保守も見込める案件として、少し期待しながら開発を進めていこうと思う。

FileMaker でかなり工数が削れそうな雰囲気がある

それから、FileMaker というプラットフォームを使うことから、情報セキュリティ等に気を配る必要がない点もかなり楽だと思う。フルスクラッチで業務アプリを開発することを考えると、どうしても予算的に200万円くらいがミニマムになってしまうので、それ以下の予算感でお客さんに業務アプリを提案する時には、FileMaker や Access 、Excel は使えると感じたので、今後はこれらのプラットフォームを使った開発も自社のラインナップに加えていこうと思った。

自分自身のプログラマとしての開発スピードを最大限の活かして、稼ぎを増やしていくために役に立つプラットフォームになると思うので、プログラミング言語を書くだけがプログラマの仕事じゃないということを理解した上で、どうやって稼ぎを増やせるかを考えていきたいと思った。発注ナビでも、この週末にストックされていた11案件の内、3案件は FileMaker, Access, Excel の案件だったので、ニーズは相当あると言えると思う。

FileMaker の環境も手に入れたので、いよいよ開発に着手

本日の打ち合わせで、FileMakerのアカウントも手に入れたので、FileMaker Cloudという環境で作業ができるようになった。実際にテスト用のアプリを創ってみたのだけど、ウェブの画面で全部作れそうな雰囲気だったので、明日以降引き続き作っていこうと思う。

昔ながらのデスクトップアプリではなくなってきているようなので、Cloudアプリとしてどこまでできるのかにもう少し習熟する必要があると思うので、今回でしっかりとキャッチアップをして、お客様への提案に活かしたいと思った。