独立当初はウェブ制作が中心だった
2017年に独立した当初は、ウェブサイトのコーディング作業中心で仕事を受託していたので、業務内容としては、マーケティング寄りの案件受注が多かった。この頃は、紙媒体のデザインの仕事なんかも請けようとしていたし、GoogleAnalyticsを使ったアクセス解析やオンライン広告の運用など、集客面での様々な作業行程の仕事を受注しようと思って、幅広く勉強をして、何でもチャレンジするぜ！って気持ちで取り組んでいた。
そこまで経験が多いわけでもなかったけど、何か勉強を始めたとして、その理解力の良さと立ち上がりの良さが幸いして、広告運用の仕事も受注はして経験は積ませてもらったし、アクセス解析の仕事でレポーティングの仕事なんかも対応はしていた。今思えば作業のデパート状態で、開発制作だけにとどまらずデジタルマーケティング業務全般に対応していたと思う。
何でも幅広く経験を積んだことで、いろんなことを理解できたと思う。SEOの勉強をしようと思って、Googleの検索エンジンについて勉強をしてある程度は詳しくなったし、設計から実装の隅々まで、自分自身で対応をしていたので、守備範囲は普通の人よりもかなり幅広かったと思う。
それでも、デジタルマーケティングのことがわかってくるほど、日本のことがわかってくるほど、地方のことがわかってくるほど、自分がやっているウェブ制作やシステム開発の仕事のことがわかってくるほど、これらの事業とウェブ集客との相性の悪さを感じたし、ここ1~2年くらいでウェブ制作のコモディティ化が一気に進んだこともあって、ウェブ制作を辞める判断をした事業者も多かったと思う。
ここ1～2年はシステム開発の仕事が中心だった
実際に自社もウェブ制作を辞めようと思って、システム開発に近い領域を受注しようと営業を振り切ってきたところが結構ある。昨年ビジネスマッチングを始めたころから、新規で自社案件としてウェブ制作を受けたものは1つもなく、ウェブ制作に関しては下請けの仕事がほとんどだった。
システム開発の仕事は新規で受注出来た案件が多くあったので、昨年から結構たくさんウェブアプリケーションフレームワークを使ったウェブシステムを立ち上げてきている。システム開発の仕事は、単価は決して悪くなく、コモディティ化が進んでいるようなこともほぼない状況なので、まだまだ高単価に受注することができる。マッチングの中の世界でも、金額的に安くで時給3000円。平均的には、時給5000～6000円くらいの単価はいただけるような金額感の想定だ。
最終的にウェブ制作って楽しいよねってところに思い至る
システム開発の仕事も、ウェブ制作の仕事も、色々経験を積んでみた結果、最終的に思うようになったことがある。それは、ウェブ制作の仕事ってクリエイティブだし、技術に真直ぐ触れられる環境にあるし、関わる組織も小さい場合が多くて、関わらなければならない人数も少なく保てるのもあって、気楽に仕事ができるし、なんだかんだ言って楽しいよねって思えるようになった。システム開発の仕事も楽しくないことはないけど、考えないといけないことが多くて、自分自身で旗振りしないといけないことが多くて、結構大変だよねって思えるようになった。
ビジネスマッチングを長期契約したこともあるので、今後の受注方針としては、システム開発も含めて検討はしていくけど、ウェブ制作の仕事があれば、優先的に対応をしていこうと思えるようになったので、今後も楽しくウェブサイトの設計やコーディングの仕事を楽しんでいければと考えている。
大きな会社の仕事は疲れるので小さな会社の仕事が好き
小さい会社の仕事も多く経験はしてきたし、大きな会社の仕事も多く経験はしてきたけど、最終的に小さな会社の仕事が自分には向いていると思えるようになってきた。大きな会社の仕事は関わる人が多くて、精神的な負荷が大きい場合が少なくない。自分自身は静かに黙々と自宅で作業ができる環境の方が向いているので、ディレクターさんを前に、黙々と自宅で作業ができる方が気持ち的に楽だ。
心穏やかに過ごせるような仕事の受け方を心がけて、家族との時間や仕事仲間との穏やかな時間を過ごせるようにしていきたいと考えている。お客さんからの無茶ぶりがない限りはもう無理は極力しないようにしようと思っているので、今後はより穏やかな時間が増えていくと思う。営業面もビジネスマッチングの利用によって安定しているしね。
少しずつではあるけど、今後も経験を重ねて、スキルアップをしながら、目前のお客様へのサービス提供を地道に心穏やかに積み上げていこうと思う。