今年利用予定のビジネスマッチングプラットフォーム

昨年利用したビジネスマッチングプラットフォーム

昨年は3つのビジネスマッチングを利用して、約2000万円程度の受注につなげることができた。利用した媒体は以下の3つだ。

  • AUBA
  • 比較ビズ
  • 発注ナビ

AUBA

AUBAはオープンイノベーションのプラットフォームと謳っているだけあって、案件獲得の確度が高くなかった。協業先を探すためのプラットフォームとしては使えるかもしれないが、実際に仕事に飢えていた去年のタイミングでは、目的が一致しておらず、案件受注につなげることができなかった。

AUBAはフルスクラッチでのシステム開発のような商材とはマッチしないと感じた。商材として価格とサービス内容が固まっている商材を押し出していく場合には、1社1社アプローチをしていく媒体としては利用価値はあると思う。

比較ビズ

比較ビズは利用料が安いというメリットはあるものの、案件数が多い上に、案件の開封が早い者勝ちという特性があるので、開封競争に勝つための努力が必要で、メールが流れてくるタイミングに合わせて構えておいて、流れてきた瞬間に開封を行うと言った使い方が必要になってくる。そのため、結構大変で疲弊する側面がある。それがコストの対価だ。

コスト面は、月額2万円以下で利用でき、開封上限数を超えるとその分1件当たりの金額で課金される方式だ。実際にかなり開封した月では、合計の利用料が7万円ほどになったこともあった。

発注ナビ

その中でも大きく売上を伸ばせたのは発注ナビのおかげだ。発注ナビ経由でモノづくり補助金を利用する案件に繋げることができたからだ。発注ナビは案件の規模が程よく、モノづくり補助金クラスの開発案件が多く流れていたように記憶している。そのため、上記3媒体でリピートするなら、発注ナビと決めている。

実際に発注ナビ経由で、名古屋の大学さん、大阪の認証機関さん、東京のアフィリエイトプラットフォーム運営会社さんなど、多くの案件を受注することができた。

今年のビジネスマッチングプラットフォーム

今年は発注ナビ以外にもう1つ迷っている媒体がある。それが「レディくる」だ。

レディくるは価格的に安くはないものの、初期費用の数百万円に対して、60件のリードを約束してくれるサービスだ。想定顧客層が上場企業と企業規模が大きめの企業と知り合える媒体なので、まとまった保守予算が割けるだけのシステムを所持できるだけの企業と出会いたい現状の自社にとっては、最もマッチする媒体かもしれないと考えている。

ただ、上場企業には既存のパートナー企業ががっちり脇を固めていることが通常なので、自社が入り込むスキマがあるかどうかはわからないけど、昨年までお世話になっていた名古屋の上場企業さんの次の取引先を開拓していく必要性に迫られている現状では、最も有力な媒体と言えそうだ。

昨年までお世話になっていた上場企業さんとの付き合いは、実質的に付き合っていた営業さんがすべてを掌握している状況だったので、今回は自分自身の力で関係を構築していくと決めている。誰かに依存する体制は脆弱であることが証明されたので、同じ失敗は繰り返さないつもりだ。

もう少し情報収集をして結論を

レディくるさんを実際に利用している会社の話を聴いてみて判断しようと思う。以前レディくるさんを利用していた地域の制作会社に話を聴いた時は、あまりよくない結果だったと教えてくれたのだけど、実際に自社とよく似た業態ではないので、もう少し検討を重ねるつもりだ。

発注ナビの4か月間の利用を通して、1000万円オーバーの受注につなげることができた私なら、レディくるを利用すれば、もう少し大きな成果に繋げることができるのではないかと考えている。